英語が世界公用語!?世界で使われている外国語

フランス語(French) 難易度★★★☆☆

【母語話者数7,200万人】

国連公用語でもあるフランス語は29の国で公用語になっています。(しかし、アフリカ中南部のフランス語はかなり訛りがあります。)歴史的経緯や文法の違いがあり、フランス人は英語を話すのを嫌がるためフランス旅行でフランス語を離せたらウケること間違いなしです。またロマンス諸語のひとつなので、イタリア語スペイン語の学習に役に立ちます。ただし、それらに比べて発音が難しいので注意。


ロシア語(Russian) 難易度★★★★★

【母語話者数 1億6000万人】

ロシア語も国連公用語です。忘れがちですが、隣国の言語でもあります。ロシアは成長著しいBRICSの一因であり、ロシア語は天然資源が豊富なカザフスタンやウズベキスタンなど中央アジアでも通じるので、ビジネスでも需要が見込まれます。しかし、なんといっても難しいです!名詞は男性名詞、女性名詞、中性名詞とあり、複雑な格変化(英語でいうI,my,me,mine)と発音も大変です。ただ、その苦労を乗り越えてドストエフスキーやトルストイの文学に原文で触れるときの喜びは計り知れないものでしょう。ロシア文学が発展した理由に、一人称を省略できるロシア語の特徴があるかもしれません。


トルコ語(Turkish) 難易度★★☆☆☆

【母語話者数 6000万人】

日本での知名度が10年前と比べて最も変化した国では、と思うほどテレビでトルコを見る機会は増えました。VISTAの一角を担い発展著しいトルコのトルコ語は日本人には学びやすい言語です。トルコ語と日本語は親戚関係にあるのではないかという言語学者もいるほどです。母音調和の概念などが共通である中央アジアのカザフ語やウズベク語、ウイグル語などはテュルク諸語と呼ばれ、トルコ語の方言とみなされることもあります。トルコ国内の人口増加は著しく、最近になって日系企業も多く進出しはじめたのでビジネスでの需要は今後拡大していくでしょう。


タイ語(Thai) 難易度★★★★☆

【母語話者数5000万人】

タイ語は少々難しい言語です。冠詞が無く文法が単純であるためとっつきやすい一方で、声調・発音に苦労します。独学ではほぼ不可能といわれるほどです。中国語を知っていると多少学びやすいかもしれませんが、それでもネイティブのチェックは不可欠です。でもタイ旅行では、「通じないかも」なんて思わずสวัสดี(サワディー)と言ってみては。なんといっても「ほほ笑みの国」ですから、なんとかなります。発展著しい東南アジアの新興国なので、日系企業の工場が多く需要も見込まれます。


スウェーデン語(Swedish) 難易度★★★★☆

【母語話者数930万人】

北欧の言語はフィン語を除いてお互いにとても似ています。ノルウェー語だけは性が3つ残っていて少しややこしいですが、文法的にはほぼ共通です。しかし日本人が聞くと全然違う言葉に聞こえます。強弱のアクセントと高低のアクセントがあり抑揚の感じが特徴的なのです。スウェーデン人はデンマーク語を理解しつつ「あつあつのジャガイモを口いっぱいにほおばってしゃべっているみたい」と揶揄したりします。


フィリピン語(Filipino) 難易度★★★☆☆

【母語話者数2,500万人】

フィリピンにはおよそ170の言語が存在すると言われています。そのうち、経済の中心であった首都マニラ付近で使われてきたタガログ語が現在公用語として認められています。フィリピン語はその別称です。フィリピンでは英語が通じると言われますが、これは英語とフィリピン語では語順が似ていて民衆レベルでも英語を理解しやすいからかもしれません。インドネシア語やマレー語とは、文法的には異なるものの共通語彙が豊富です。


ドイツ語(German) 難易度★★★★☆

【母語話者数 1億0500万人】

「ドイツ語は需要が少ない、ドイツ語話者は英語が堪能」とよく言われます。たしかにその通りですが、ドイツ語話者が英語を上手く操るのはドイツ語を理解しているからです。複雑な格変化と発音に悪戦苦闘しながらゲルマン諸語の代表格であるドイツ語を学ぶと、英語学習の効率が飛躍的に向上します。また、東欧諸国からドイツへ出稼ぎに来る労働者は英語が話せないこともあるので意外な需要もあるかもしれません。クーゲルシュライバー(ボールペン)やザムスターク(土曜日)など単語かっこいいのも魅力です。


インドネシア語(bahasa indonesia) 難易度★☆☆☆☆

【母語話者数2,300万人】

インドネシアのボロブドゥールは内部空間を持たない(つまり入ることができない!)特殊な構造の寺院として有名です。ここインドネシアで話されているインドネシア語は母音が少なく、なんと時制まで無いので、日本人にはとても学習しやすい言語といわれています。日本企業の進出が盛んな地域なのでビジネスでの需要もあるかもしれません。マレー語やフィリピン語を学ぶ際にも役立つでしょう。とくにマレー語とは、ほぼ同一の言語と言っても過言ではありません。


イタリア語(Italian) 難易度★★★☆☆

【母語話者数 6100万人】

ビジネスでの需要という点から考えるなら、イタリア語習得はあまりオススメではありません。しかし、ローマやヴェネツィアに行き現地のいい加減なイタリア人たちと現地の言葉で話せる喜びは計り知れないでしょう。(小さな国土面積に関わらず方言差が意外に大きいので注意が必要です。)また、オペラやコルドーニの演劇などの芸術分野で輝きを見せる言語です。日常会話でのイタリア語でさえ優雅な音の流れがあるので、これは必然かもしれませんね。ほかのラテン系のスペイン語やフランス語を学ぶときにも役に立ちます。


アラビア語(Arabic) 難易度★★★★★

【母語話者数2億3500万人】

世界5位の母語話者数を誇るアラビア語は、国連公用語であり、諸外国ではかなり注目されている言語です。しかし、日本では2012年秋からNHKアラビア語講座が始まったものの、以前として注目度は低いままです。アラビア語はエジプト方言、パレスチナ方言など、方言差が顕著で、また書き言葉と話し言葉があるなど特殊な言語であり学ぶのは難しいです。しかし右から左へ読むことや、子音3文字で構成する「語幹」の概念など新しいことが盛りだくさんで外国語好きにオススメの言語です。


オランダ語(Dutch) 難易度★★★★☆

【母語話者数2,360万】

江戸時代に日本で外国語といえばオランダ語でした。その名残として日本語に残っているオランダ語もあります。ontembaar=おてんば、ransel=ランドセルなどがそうです。オランダ語は今や大阪大学にも東京外大にも学科としては存在しないマイナー言語になってしまいましたが、現在でも学ぶ意義の大きい言語かもしれません。というのもオランダ語は英語とドイツ語の中間ですから、両者を比較するときにオランダ語を理解していると大変便利なのです。


ベトナム語(Vietnamese) 難易度★★★★☆

【母語話者数7000万人】

VISTAの一角として経済発展目覚ましいベトナムでは、ベトナム語が話されています。近年、大阪大学が社会人向けベトナム講座を開講するなど注目度の高い言語です。しかし難易度は高いです。声調があり、例えばMaはその声調によって全く違う6つの意味に変化します。現在はアルファベット表記ですが、かつては漢字で書かれていたため、日本語と共通の言葉が多くあります。何か始めたい人にオススメの外国語です。


ウルドゥー語(Urdu) 難易度★★★★★

【母語話者数6100万人】

イスラム教国パキスタンで話されています。ヒンディー語とはもともと同一言語ですが、宗教から生まれた差が言語レベルまで浸透しており、インドでウルドゥー語を使うとあまり良い顔をされません。例えば、「こんにちは」は「アッサラーム・アレイクム」といいヒンディー語ではなくアラビア語と共通で宗教的ニュアンスのある言葉です。ウルドゥー語はアラビア文字を使うので右から左に読みます。(意外かもしれませんが、ヒンディー語は左から右です、文字も異なっておりヒンディー語話者とウルドゥー語話者が手紙を書くときはアルファベットを使います。)


スペイン語(Spanish) 難易度★★☆☆☆

【母語話者数4億2000万人】

スペイン語はポルトガル語と似ている言語で、スペインだけでなく南米大陸でも広く話されています。また、アメリカ国内でも一部の地域でスペイン語話者(ヒスパニック)が爆発的に増加中です。ロゼッタストーンによる「米国人が今後50年間で、需要が高くなると思う外国語」の調査では第1位を記録しています。教材は豊富ですし、日本人にとって学習しやすく、とくに発音は非常に易しいので、なにか外国語マスターしてみよう、という人にオススメの言語です。


モンゴル語(Mongolian) 難易度★★☆☆☆

【母語話者数600万人】

インドネシア語・朝鮮語・トルコ語に並んで、日本人にとって学習しやすいのがモンゴル語です。ただし、モンゴル語の場合はキリル文字の習得という難関が待ち受けています。また発音もどことなくロシア語的で難しそうなのですが、最初にしっかり勉強しておくと文法が簡単なのであとから楽ができます。母音調和が存在したり、ほか様々な特徴からアルタイ語族のひとつではないかと言われていますが、いまだ証明されてはいません。





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