世界の様々な英語!

本人は昔から、英語と言ったらアメリカ英語かイギリス英語が正しい英語だと、信じているところがあるんじゃないでしょうか。確かにイギリスは英語発祥の地だし、世界の政治・経済の中心であるアメリカで話されている英語を目指して勉強している人は多い。

ところが、今や英語は世界語。インド、シンガポール、マレーシア、南アフリカなど、様々な国が英語を公用語化していて、大学や大企業ではみんな英語で会話をしています。この辺の国は、みんなバイリンガル・トリリンガルなのは当たり前。僕の知り合いのマレーシア人で、英語・マレーシア語・中国語・地元ローカル言語の4ヶ国語を喋れる人もいます。

そう、もはや「英語を学ぶ=アメリカ英語を学ぶ」ではない! 日本でお美しいアメリカ英語だけを聴いている方には、今日紹介する世界のリアルな英語を聴いて欲しい。きっとわけがわからないと驚愕するはず。でもこれが現実です。英語ができるというのは、こういう人たちとコミュニケーションを取るってことです。


*シングリッシュ

はじめはシングリッシュ。これ、Singapore(シンガポール)+English(イングリッシュ)の造語で、文字通りシンガポールで話されている英語のことを指します。

次の動画では、客がアメリカ英語、運転手がシングリッシュで喋っています。運転手を演じる人は白人ですが、見事にシングリッシュを真似ているので、これでシングリッシュの真髄は十分伝わります。

シンガポールは多民族国家。人口的にマジョリティーなのは中国系のシンガポール人で、主に彼らがシングリッシュを喋ります。

シングリッシュの特徴は、激しい中国語なまりの英語、過度に簡略化された文法、それに独特の言い回しです。例えばgirlを「ガー」、kingを「キン」と発音します。文法は、いわゆる英米の文法の観点から見ると相当に間違った使い方をしており、完全にオリジナルの言語と化しています。語尾に「ラー」や「ヤー」をつける言い回しもシングリッシュ特有です。「You told me la-」とか言います。

尚、中国系マレーシア人の英語もシングリッシュに近いです。以前マレーシア人とシンガポール人が会話しているのを横で聞いていた時、今使っているのが中国語なのか英語なのかわからなかったことがありました。


*スコットランド

スコットランドはイギリス北部の地域です。なので、厳密に言えばイギリス英語です。ところがスコットランドの英語発音は、イギリス人が聞いても理解不能と言われるくらい難解。

僕はスコットランドに1年住んでいたことがあるので、その難しさがよーくわかります。向かいの部屋に住んでいたおっさんの話が、全く解読不能でした。

次の動画の、インタビューを受けている方がスコットランドアクセントで喋っています。

みなさんは聞き取れますか? これでも、インタビューではっきり喋っているだけずいぶんマシです。実際にスコットランドの街で人と話すと、特に年配の人ほど訛りが強くてまるで英語とは思えません。


*インド

早口で激しい訛りと、やたらと難解で周りくどい表現を使うことで有名なのがインド人の英語です。ちなみに、英語を話す人口を国ごとで比べると、インドはアメリカに次いで世界第二位です。1億2千万人のインド人が英語を第一言語としています。ヤバイです。

次の動画は、アメリカ人の女性がパソコンのトラブルでコールセンターに電話したところ、インド人のオペレーターが出たというパロディ。訛りと周りくどい表現が全然わからなくて、超苛立ってます。でも本当に、実際のインド英語はこんな感じです。

インド人の皆さんは非常に流暢な英語を喋ります。しかし、解読不能です。


*イギリスvsアメリカ

激しい英語を聞いてきた後で、イギリス英語とアメリカ英語を比べてみます。アメリカ英語は地域による訛りの差が、比較的少ないです。割と誰もがアメリカ標準と言われる英語を話します。

これに比べて、イギリス英語は地域と階級による喋り方の違いが大きい。先ほどのスコットランドもイギリス英語の1つですからね。

下の動画は、典型的なイギリス英語とアメリカ英語を比較したものです。イントネーションやRの発音の違いなどが顕著ですが、本質的には大きな違いはありません。



*24地域の英語のパロディ

最後に、イギリス人が24の国と地域の訛りを真似ている動画を紹介します。23,200,000回再生されてる伝説の動画です。イギリス英語の種類の違いもわかります。

6分5秒から日本人の真似もしています(21.Japanese)。あんまり似ていないけど、特徴を真似しようとしている姿は伺えます。

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